歴史

神社とお寺の違いとは何なのか?【Pen BOOKSから読み解く】

ねここしゃん
ねここしゃん
どうも、ねここしゃんです!

 

突然ですが、
「神社」と「お寺」って何が違うか分かりますか?

あらためて聞かれると「う〜ん」と困ってしまいますよね。

しかしながら日本人としては説明できるようになっておきたいところ。

ということでこの記事では、
「神社」と「お寺」の違いについて
「建築構成」や「参拝方法」などの”目に見える違い”と、
「崇拝対象」や「歴史」などの”目に見えない違い”の二側面から、
イラストなどを用いて分かりやすく解説していきます!

 

この記事では・・・

・「神社」と「お寺」の違いについて

・「神社の歴史」「お寺の歴史」

 

について書かれています。

 

ねここしゃん
ねここしゃん
この記事を読んだら「神社」や「お寺」に行くのが楽しくなるよ!

 

この記事は、
Pen BOOKSシリーズ『神社とは何か?お寺とは何か?』を参考に書いています。

この書籍は、
オリラジあっちゃんの「中田敦彦のYouTuber大学」でも取り上げられていて、
要点がとても分かり易く図解されているのでオススメです。

ねここしゃん
ねここしゃん
イラストなどもあって分かり易いし、読み応えもある、いい本でした。

神社とお寺の”目に見える違い”

「神社」と「お寺」の違い。
分かっているようでいざ聞かれると悩んでしまいますよね。

ではまずは分かりやすく、
”目に見える違い”から見ていきましょう。

入り口

まずは神社とお寺の「入り口」の違い。

神社の入り口にあるのが「鳥居」
神社によって微妙に形は異なります。
起源は明確ではありませんが、
天岩戸(あまのいわと)に隠れた天照大御神(あまてらすおおみかみ)を誘い出すために鳥を木にとまらせて鳴かせたことからきたという説があるそうです。

 

ねここしゃん
ねここしゃん
「鳥」の「居場所」で「鳥居」なんだね!

 

一方、
「お寺」の入り口にあるのが「山門」とよばれる門。
山門にも格式があり、
2層構造の「二重門」が最も格式が高い山門です。

 

崇拝対象

神社とお寺の大きな違いは「なにを拝むか」にも表れています。

イメージしやすいのは「お寺」
お寺といえばやはり「仏像」ですが、
崇拝対象も偶像としての「仏像」になります。

一方でちょっと分かりづらいのが「神社」の崇拝対象。
神社は古来から森羅万象の「神々」を祀るもので、
鏡や剣などを神霊の宿る御神体として崇めます。
中には山や森、岩などを祀る神社もあるんです。

聖職者

神社、お寺ともにその道のプロである「聖職者」によって運営されています。

神社を運営するのは「神職」さん。
神社における神職さんは、
神々との仲をとりもつ存在で、
祈祷の際には我々の代わりに祝詞(のりと)を捧げてくれますね。

お寺を運営するのは「僧侶」さん。
お寺における僧侶さんは、
我々を指導し念仏を唱えるという先導者的立場です(宗派によって微妙に異なる)

 

ねここしゃん
ねここしゃん
同じ運営者でも微妙に立場が違うんだね!

 

守衛役

神社とお寺、
それぞれ入り口に鎮座している守衛役にも違いがあります。

神社の鳥居から参道に鎮座しているのが「狛犬」
魔物を追い払う役割を担っています。

お寺の守衛役といえば「仁王像」
筋骨隆々で素人目にも圧倒的存在感を感じますね。

参拝方法

参拝方法にも違いが現れています。

どちらも「手水舎でお清めをして、賽銭を投げてお参りをする」
というのは同じですが、このお参りの仕方が微妙に異なります。

神社では、
「二礼、二拍手、一礼」

お寺では、
胸の前で合唱し頭を下げてお参りをします。

神社とお寺の”目に見えない違い”

ここまで神社とお寺の”目に見える違い”について見てきましたが、
ここからは外見(そとみ)からは分からない”目に見えない違い”について書いていきます。

起源

まずはそれぞれの「起源」です。

もともと神社は、
古代の人々が”神聖な場所”に石などを設けて祈りを捧げていた形態が、
時代とともに大きな神殿を築いて祈る形に変化していったのが起源です。

一方のお寺の起源は、
6〜7世紀に蘇我馬子によって創建された法興寺(現・飛鳥寺)という説が有力なようです。

聖典

神社とお寺がそれぞれ何を「聖典」としているか。

もともと神社には創始者がいません。
ですので明確な教義をまとめた聖典は存在しないのですが、
『古事記』『日本書紀』などの文献を信仰の根拠を伝えるものとしています。

一方のお寺は、
仏教の創始者ブッダの教えから様々な解釈が生まれて、
膨大な数の経典が存在しています。その数なんと1000〜3000!

神社とお寺の違い早見表

ここまでの内容を整理し、
神社とお寺の違いを分かりやすく表にまとめたものが以下の表です。

神社 お寺
鳥居 入り口 山門
鏡、山など森羅万象 崇拝対象 仏像
神職 聖職者 僧侶
狛犬 守衛役 仁王像
二礼、二拍手、一礼 参拝方法 胸の前で合唱し、頭を下げる
約80000社 寺社の数 約70000〜80000
元々は石などに祈りを捧げていた 起源 蘇我馬子によって創建された法興寺
『古事記』『日本書紀』 聖典 約3000種類の経典がある

 

ねここしゃん
ねここしゃん
これで違いが明確に分かるね・・・!

 

神社とお寺の決定的違い

さてここまで神社とお寺の違いについて書いてきましたが、
両者には更に決定的な違いがあります。

それは、

神社は”日本固有の宗教のためにつくられたもの”であるのに対し、

お寺は”外来宗教のためのものである”という点です。

 

ねここしゃん
ねここしゃん
ん〜、どういう意味?

 

 

神社:日本固有の宗教のために作られた

古来から日本人は、
山や石など万物に魂が宿ると考えて信仰してきました(精霊崇拝)
また我々日本人は、
亡くなった人々を神として祀ることも長きに渡って行ってきました(祖先信仰)

この「精霊崇拝」と「祖先信仰」の考え方こそが、
神道の基礎であり、それらを祀るために作られたのが神社。

そしてこれらは全て日本人の中で生まれて日本人によって作られたものなんです。

お寺:外来宗教のために作られた

一方、お寺の歴史は仏教が552年に日本に伝来したことに始まります。

元々は”仏法に従えば国を護り鎮めることができる”という考えのもと、
有名な「法隆寺」「東大寺」などが創建されました。

平安時代になると、
最澄が「天台宗」空海が「真言宗」を開くなどしてその時代を席巻。

鎌倉時代になると、
「念仏を唱えれば極楽浄土に行ける」と説いた「浄土宗」「浄土真宗」「時宗」
「坐禅をすること」を勧める「臨済宗」「曹洞宗」
「お題目を唱えよ」と説いた「日蓮宗」など6つの新たな宗派が生まれました。

これらは元をたどると全てが伝来した「仏教」から派生したもので、
日本で独自に生まれたものではありません。

 

ねここしゃん
ねここしゃん
神社は日本由来、お寺は海外由来ってことだね!

 

知れば知るほどハマる神社やお寺の世界

以上ここまで、
神社とお寺の違いについてざっくりと説明してきました!

分かっているようで分かっていないことが多いですね〜。

神社仏閣は、
知れば知るほど奥が深くて学ぶことが楽しいです。
そして実際に神社やお寺に足を運んでみたくなりますね!
今までと違う見方ができてきっと楽しいですよ〜。

神社とお寺のさらに詳しい違いなどは、
この記事で参考にしたPen BOOKS「神社とは何か?お寺とは何か?」に書かれているので、興味を持たれた方はぜひぜひチェックしてみてくださいね!

 

 

>>この記事で参考にした本

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